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5月14日のゴゴフラは佐古忠彦さんにフォーカス!
5月14日の
FMノースウェーブ「ゴゴフラ北海道フォーカス」は佐古忠彦さんにフォーカスしました!
TBSで放送されていた「筑紫哲也NEWS23」などでご存じの方も多いと思います。
佐古さんは現在、
TBSテレビ報道局に所属し「映画監督」としても活躍されています。
しっかりと距離をとって、たくさんお話をさせていただきました。
佐古さんが考えるラジオのいいところは自由度があって、
リスナーとの近さはテレビとは比ではないということ。
リスナーとのやり取りは、他にはない魅力があること。
同じお話をしてもより「受け取る側」がどう感じるのかが大きいこと。
わざわざパーソナリティーが話すラジオにチューナーを合わせて
向き合ってくれる双方向性の大切さ。
そしてパーソナリティーの熱量は、電波にのって伝わってくるということ。
古くて新しく、むしろ価値が高い!それが「ラジオ」だと話してくれました。
私はラジオが本当に大好きなので本当にジーンときちゃった。ありがとう佐古さん。
そんな佐古さんですが、
公開中のドキュメンタリー映画
「生きろ 島田叡 戦中最後の沖縄県知事」で監督を務めています。
戦中最後の沖縄県知事島田叡さんのドキュメンタリーです。
沖縄に興味を持ったのは筑紫さんの影響が大きいそうで、
沖縄戦の取材を続けていく中で、
島田さんの生き方をドキュメンタリーでやりたいと思ったそう。
ただ本人の資料は、
写真も映像も音声もほとんどない。
そこでたくさんの方にインタビューし、
島田叡という人間像を浮き彫りにしていったというから驚きです。
私も実際に見させていただきましたが、
戦時下の時代、自決や玉砕が美徳とされる中
「生きろ」と言い続ける島田さんの姿が印象に残りました。
責務と住民を大事にしなければという狭間で島田さんは苦しかったと思います。
一方で、戦争を遂行する立場だったということで批判をする人もいます。
それも含めて描かれているのが人間:島田叡さんはなんとすごい人なんだろう!!
佐古さんがこの作品でこだわって描いたことの一つに、
リーダー論があります。
コロナの時代、
リーダーの決断一つで私たちは右往左往させられるわけで、
当時、苦悩していた島田さんの姿から、
リーダーとはどうあるべきかが見えてくると思います。
組織の中にあっても、
その人の信念や覚悟、個人がどうするかにかかってくるのか・・・
コロナ禍を生きる大切なテーマが含まれていると思います。
あまり政治的な発言を私はしませんが、この状況はさすがに・・・・
コロナが落ち着いた時には
老若男女たくさんの方々に見て欲しいドキュメンタリー映画です!!!
<あらすじ>
ドキュメンタリー映画「生きろ 島田叡 戦中最後の沖縄県知事」
あらすじ:太平洋戦争末期の沖縄県知事・島田叡にスポットを当て、知られざる沖縄戦中史を描いたドキュメンタリー。
戦時下の教育により「玉砕こそが美徳」とされた時代、周囲の人々に「生きろ」と言い続けた島田の生き方、考え方はどのように育まれたのか。沖縄戦を生き延びた県民たち、軍や県の関係者、遺族への取材を中心に、新たに発見された資料を交えながら、その生涯に迫る。俳優の佐々木蔵之介が語りを担当。シアターキノで上映中
<プロフィール>
佐古忠彦
1964年神奈川県出身
青山学院大学文学部教育学科卒業。1988年TBS入社
1996年から報道番組『筑紫哲也NEWS23』に出演。
近年はプロデューサー・ドキュメンタリー作品の監督として活躍中。
若林聖子こだわりの選曲
きっと島田さんは当時
知りたくないことを知って聞きたくない音をたくさん聞いたことでしょう。
それでも「このままじゃ終われない」そんな思いがたくさんの沖縄の住民を助け命が繋がれていったんだなと思います。
コロナ禍で戦う皆さんにも!「そうさまたここから!」
アゲイン/ワニマ
「ゴゴフラ!北海道フォーカス!」来週もおたのしみに♪
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